「ダイイング・アイ」を読みました
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バイバイ、エンジェル (創元推理文庫) 著者:笠井 潔 |
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サマー・アポカリプス (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) 著者:笠井 潔 |
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オイディプス症候群〈上〉 (光文社文庫) 著者:笠井 潔 |
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哲学者の密室 (創元推理文庫) 著者:笠井 潔 |
推理小説・・・・なんだけど、そこへ入ってくる哲学のボリュームが大。子犬くらいかな?と思ったら象で「ありえな~い」と頭の中で連呼しつつ巨象に挑んで読み進む。愛娘に捜査状況をペラペラ教えちゃう警部も、ストイック且つ完璧主義過ぎてリアリティがない(読みながら想像してたらペラペラの2次元のカケルになってしまった)カケルといい、巨象と人物がなんだかバランスが違いすぎて読みなれず苦戦した。
とか言いながらなんだか惹かれてシリーズを読む。自分にないものに惹かれるから?カケルは一日に「わずかなパンと野菜屑」しか口にしない。お気に入りの本を読みながらお菓子を食べるのが何よりの幸福な(行儀悪いけど)私にはとてもじゃないけど真似できない。
ハードボイルドでも「朝はカリカリのトーストとコーヒーと決めている」だの「オレンジをひとつ搾って飲む」だの、ストイックな描写に格好いいなぁ、とひかれる。
シリーズ以外の本に手を出すにはしばらく充電期間が要るかな。
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