「ツ、イ、ラ、ク」「桃」を読みました
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ツ、イ、ラ、ク (角川文庫 ひ 8-13) 著者:姫野 カオルコ 忘れられなかった。どんなに忘れようとしても、ずっと。すべての人の記憶に眠る、官能の目覚め。狂おしいまでの恋の痛み、恋の歓び。今年度最強の恋愛文学 激しく切ない渾身の950枚 森本隼子、14歳。地方の小さな町で、彼に出逢った。ただ、出逢っただけだった。雨の日の、小さな事件が起きるまでは。体温のある指は気持ちいい。濡れた舌は気持ちいい。それらが腰を撫でるのも、腹をすべるのも、背中を撫でるのも―。 苦しかった。切なかった。ほんとうに、ほんとうに、愛していた―。姫野カオルコの新境地、渾身の思いを込めて恋の極みを描ききった長編小説。 一生に一度の、真実の恋。 |
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出版社 / 著者からの内容紹介
傑作恋愛小説『ツ、イ、ラ、ク』の登場人物達が綴る6つのせつない物語。
桃は探偵のように、私の場所にひそんで、むかしを窃視する。彼とひとつになりたかった、そのむかしを。
米原万理が「打ちのめされるようなすごい本」の中でえらく姫野カオルコを推していたので読んでみた。恋愛小説ってあまり読まない。特に子供も産んで「もう、ちょっと(懐かしいけど)今はなぁ」という今は
。二十歳の頃は山田詠美を読んでドキドキできたけど。
一応読んでみよ、と読み始めたけれど、どっこいなかなかの引力で引き込まれた。小学校時代の女の子グループのいじめや意地悪は私自身が全く経験がない為、そんな、そこまで?と感情移入しにくかったけれど、「好きな子と目が合うだけで大事件」だった頃が懐かしく(おばさん?)思えた。
準子と河村先生が廊下ですれ違って一瞬目が合った--あのシーンが一番好きだな。官能的なシーンもあるけれど、作者はこの目が合った「狂おしい一瞬」を際立たせる為に官能的なシーンをわざと書いたんじゃないかなぁ、なんて思う。
やっぱりいいなぁ、私も目が合うだけでドキドキする感覚、また人生の中で味わうことがあるのかな![]()
この本を推してた米原万理が「かわいい人だなぁ」と思う。
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