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「春になったら苺を摘みに」を読みました

春になったら莓を摘みに Book 春になったら莓を摘みに

著者:梨木 香歩
販売元:新潮社
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内容(「MARC」データベースより)
「理解はできないが受け容れる」 学生時代を過ごした英国の下宿の女主人・ウェスト夫人と住人たちとの騒動だらけで素敵な日々。徹底した博愛精神と時代に左右されない手仕事や暮らしぶりが、生きる上で大事なことを伝える。

「西の魔女が死んだ」が映画化で話題の梨木香歩。英国滞在中のエピソードが書かれた本。読んでいてリンボウ先生の「イギリスはおいしい」を少し思い出す。

梨木香歩の文はなんだか「性格がいい」すなおで育ちがいいというか。言葉を選ぶのが上手なのかな、すっと入ってきやすい。

アスペルガー障害の子供の話でも「この線のこちらの子は正常、こちらは障害をもつ、と考えるのではなくグラデーションで考えるべき」と書かれていて「そうそう」と納得。誰もがおもっている事をうまく言葉で表現できる訳じゃないから、ポンポンと適材適所に言葉が出てくると読んでいて嬉しくなる。

そして「ウェスト夫人」。「だって困ってるから」というシンプルさで他で拒まれた下宿人を受け入れる。そのシンプルさがとても素敵。

かなり好印象な本だった。

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