「エピデミック」を読みました
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エピデミック 著者:川端 裕人 |
内容 ]
わずか3000人の町で、瞬く間に広まった謎の集団感染。疫学者ケイトは、危機に晒された町の命を救うことができるのか? 破滅の危機に直面した人間たちたちの、未曾有のドラマ。緊迫の10日間、渾身の書き下ろし!
新型インフルエンザが大流行した時の恐ろしさ・・・・はテレビや新聞で結構よく報じられていて、幼い子供を持つ身としては昔よりも気になる。
本書では感染の原因が分からないまま物語が進んでいく。原因と対処が分からないという状況でパニックを起こしていく緊迫感がよく伝わってくる。先が知りたくてワクワクして読んだ。
ただ・・・・最後のオチ(感染源)はちょっと納得いかない。初期に特定されてもおかしくないし、疫学者であるケイトがあまりにもそこだけ無防備なのが不自然な気が。前半面白かっただけに、ちょっとガッカリ。あと、名前のセンス。。。もちょっと違和感のない名前はないもんかな。
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