「深淵のガランス」を読みました
著者:北森 鴻
内容(「MARC」データベースより)深淵のガランス
販売元:文藝春秋
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大正末に活躍した洋画家の傑作を修復することになった佐月恭壱は、パリの町並の下に隠された別の絵に気が付くが…。花師と絵画修復師、2つの顔を持つ男が絵画の謎に迫る表題作と、その続編「血色夢」を収録。
絵画の修復師というのは漫画「ギャラリー・フェイク」 で読んでいて面白そうな職業だなぁ、と思っていた。この本の佐月は花師も兼ねてることもあり、もっと繊細で線が細くて気難しい印象。
普段あまり知らない絵画の世界を面白く覗かせてくれるし、脇役もうまい役者を揃えてる!という感じでとても楽しんで読めた。シリーズとして続けて欲しいなぁ。
・・・・書評を検索していたら、「ギャラリー・フェイク」との類似を指摘するものがゴロゴロでてきた。みんな思うことは同じなんだなぁ。
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