「落下する緑 永見緋太郎の事件簿」を読みました
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落下する緑 永見緋太郎の事件簿 (創元クライム・クラブ) 著者:田中 啓文 |
内容(「BOOK」データベースより)
『本格推理』入選時に故鮎川哲也氏より絶賛された、幻のデビュー作にはじまる本格ミステリ。本人の雰囲気に彩られた「日常の謎」的連作短編集ついに登場。師から弟子へ連綿と受け継がれたクラリネットの秘密、消えた天才トランペット奏者の行方、国民的時代小説家の新作を巡る謎、三〇〇〇万円もするウッドベースを壊した真犯人は何者か、など七編を収録。冴え渡る永見緋太郎の名推理。著者おすすめジャズレコード、CD情報付。
とってもとっても「ジャズが好き!」という作者の熱意が伝わってきそうな本。主人公の永見くんの一見常識知らずの音楽バカな発言が実は的を射ていて、事件をサラリと解決していく。アクもクセも少なく、とても読みやすい。
シリーズでも短編がまたかかれているらしい。でも、この作家。駄洒落SFを沢山出しているらしくて
「蹴りたい田中」
という本を出しているらしい。。。ご想像通りパクリ・・・というか、何というか。「茶川賞」(茶!)受賞した作家・田中の謎の逃亡を書いた本だとか。。。。なんじゃそりゃ。(笑)
怖いもの見たさで今度借りてみようかな。
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