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五條瑛まとめ読み

断鎖"Escape"

R/EVOLUTIONシリーズ

  • 断鎖 Escape
  • 紫嵐 Violet storm
  • 心洞 Open sesame 
  • 恋刃 Lancet
  • 愛罪 Uxoricide

「革命を起こさないか、この国に」。男はいとも簡単にそういった。謎の男が亮司に囁く新しい戦いの方法とは…。

全10巻予定。鉱物シリーズの『プラチナビーズ』で出てきた王子キャラのサーシャが水戸黄門よろしく全体を司るシリーズ。一冊目『断鎖』ではまだ若い亮司くんがサーシャに薔薇の花束片手に「革命を起こさないか」と怪しさ爆発の人生に巻き込まれる、の巻。(笑)

題名の『断鎖』そのまま自分の過去とサッパリした亮司くんはその後のシリーズにも登場。2作目以降もサーシャに人生を翻弄され、東京の繁華街でもがく人を主人公に話が進んでいく。密入国斡旋や薬物売買など、作者の得意分野がたくさん出てきて読み応えはあるんだけど、シリーズのせいか段段キャラが目立ってきて少女小説の様になってきた気がする。。。私としては、バリバリハードボイルドが好みなんだけど。

でも、サーシャのいう「革命」が起きたらどうなるか、最後まで一応読みたい気がする。まだ途中だけど、出たら読んでしまうかな。

鉱物シリーズ番外編

  • 「夢の中の魚」
  • 「君の夢はもう見ない」
  • 「3way Waltz」

鉱物シリーズの葉山君もちょこちょこ出てくるシリーズ。鉱物シリーズを読んでいないとそこまで面白くないかも。特に『君の夢はもう見ない』はちょっと消化不良気味かなぁ。鉱物シリーズを読んで尚且つ時間のある人には借りて読むのをお勧めする感じ。

スノウ・グッピー (光文社文庫) Book スノウ・グッピー (光文社文庫)

著者:五條 瑛
販売元:光文社
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関東電子機器に勤める三津谷は、上司から緊急呼び出しを受ける。会社と自衛隊で共同開発中の”軍事電子機器グッピー”を搭載した戦闘機が、北陸沖に墜落したというのだ。グッピーは、引き揚げ可能な海域にあり、諸外国の手に渡すわけにはいかない!時を同じくして、開発に携わった技術者が忽然と姿を消す。暗躍を始める各国の諜報員との戦いが始まる!

今の軍事がいかに情報戦か、という事が書かれてる。そして冒頭から最後に渡るまでのこの本のテーマは『丸腰のまま紛争地帯に派遣されたPKO隊員の現実との苦悩』だと思う。考えさせられる。

ただ、ただ・・・・五條さんは「男が惚れる」男を描きたいんだろうな、それにしたって「俺はな、お前がずっと欲しかった」なんて台詞を同性に対して言ってたりすると、どんだけぇぇ~・・・・・(笑)ま、これが五條テイストなのか。

でも、結構単発物としても面白かった。

エデン Book エデン

著者:五條 瑛
販売元:文藝春秋
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新宿のスラムで育ったストリートギャング、亞宮柾人。彼が、政治・思想犯専用特別矯正施設「K七号施設」に入れられた時、「闘い」は始まっていた!見せてくれないか、信念とやらが造り上げた楽園の姿を。

他シリーズの”サーシャ”よろしく「おらん、おらん」キャラの亞宮柾人。誰にも屈せず一匹狼なのに誰からも一目置かれ、刑務所内でもうまく立ち回っていく。

最大の謎”何故思想犯矯正施設に自分が入れられたのか”を追ううち、21年前の日比谷暴動の暴力と破壊のカリスマの存在に亞宮はひかれていく。

21年前の暴動という設定が出てきたからには、もっと話が深くなるかと思いきや、なんとなくあっさり最後は終わってしまった気がする。カリスマの存在も初めのインパクトに比べると尻すぼみな印象だし。

読んでるうちはそれなりに面白いんだけど”絶対読んでおくべき!!”と思う本ではなかったかなぁ。

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