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「西の魔女が死んだ」を読みました

西の魔女が死んだ (新潮文庫) Book 西の魔女が死んだ (新潮文庫)

著者:梨木 香歩
販売元:新潮社
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内容(「BOOK」データベースより)
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手ほどきを受けるのだが、魔女修行の肝心かなめは、何でも自分で決める、ということだった。喜びも希望も、もちろん幸せも…。その後のまいの物語「渡りの一日」併録。

西の魔女=おばあちゃん。このおばあちゃんはイギリス人で見事なスローライフを実践してる。この生活の描写がとても素敵。ハイジのパンとチーズに匹敵するくらい美味しそうな食事やアロマな洗濯(詳しくは本書を)。

私自身、全くスローライフが苦手。既製の袋入りのパンを片手に読書したりネットしたり全く正反対の生活。だからこそ、魔女修行の「何でも自分で決める」の後の「そしてそれを守り抜く(変えずに)」がチクチクと痛い。そう、生活の些細なことをキチンとする事が私は大の苦手。

でも母親になり、最近特にこれではいけない、と思う。何といっても子供は恐ろしい。恐ろしくよく見ていて私と全く同じ事をある日したりする。そりゃ、何事も適当でも「それがどうした、その代わりママはこれがすごい!」という親ならいいだろうけど、そんな取り柄もなく、生活もルーズな私に育てられる息子はわが子ながら少しかわいそう。

「死」というテーマも出て、思春期の子供には特にお勧めかもしれない。30過ぎてからでなく、10代から「些細なことをキチン」と出来ていればもっと丁寧な人生が送れたかも(笑)ルーズな息子、明日の朝は具沢山のお味噌汁作るから少し許してね。。

巷の自己啓発書って苦手なものが多いけど、この本はそんなに押し付けがましくなく、素直に読める本だと思う。

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