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「人体模型の夜」「白いメリーさん」を読みました

人体模型の夜 Book 人体模型の夜

著者:中島 らも
販売元:集英社
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「ガダラの豚」があまりにも面白かったので中島らもさんの本を2冊。こちらは

内容(「BOOK」データベースより)
一人の少年が「首屋敷」と呼ばれる薄気味悪い空屋に忍び込み、地下室で見つけた人体模型。その胸元に耳を押し当てて聞いた、幻妖と畏怖の12の物語。18回も引っ越して、盗聴を続ける男が、壁越しに聞いた優しい女の声の正体は(耳飢え)。人面瘡評論家の私に男が怯えながら見せてくれた肉体の秘密(膝)。眼、鼻、腕、脚、胃、乳房、性器。愛しい身体が恐怖の器官に変わりはじめる、ホラー・オムニバス。

何気に読めるけど、気づけばすごい怖い。私は本を読むとき同時進行で頭の中でドラマ仕立てで映像が進む性質だけど、「やばいやばい、映像ストップ!」という箇所が何箇所も。それが普通に読んでいていきなりくる。だけど、また次の物語を読み進めてしまう。キモ可愛い・・・・ならぬキモおもろい かなぁ。

白いメリーさん Book 白いメリーさん

著者:中島 らも
販売元:講談社
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こちらも短編集。一作目からとんでる。年に一日殺し合いOKの商店街「日の出通り いきいきデー」。なんじゃそりゃ。それぞれの仕事のmy道具を武器に(ちなみに主人公は中華包丁と中華なべ かなり有効)特技をいかしてサバイバル。こんな目茶目茶な話なのに中島らもにかかるとなんとお茶目な印象を受ける。殺し合いなのにお茶目ってなんだ?ある訳ないやん!!という方、是非一読あれ。

私のお気に入りは「クロウリング・キング・スネイク」。まむしのたたりで代々ヘビ女になってしまう姉妹のお話だけど、このお父さん、お姉さんがかなり素敵。開き直りっぷりといい、妹への愛といい、いいわぁ、お姉さん。

なんだか疲れた時に他の事を忘れて楽しんで読める本だと思う。「人体模型の夜」の方が有名みたいだけど、私は「白いメリーさん」の方が好きかな。

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みなさん地下室作ってますか(笑)。いやいや(笑)じゃないですよ。地下室ってけっこう使えますよ。いろいろなことに。そもそも土地があれば必ず作れるし。作り方を見ながら、地下室について考えてみたいと思います。戦時中はほとんどの家であっただろうし、名前は防空壕でしたけど。不謹慎といわれるかもしれないけど、そのくらいさりげなく各家庭がもっていてもいいものだと思っています。もしかしたらわけあって公表して�... [続きを読む]

受信: 2007年6月 8日 (金) 16時14分

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