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「時の渚」を読みました

時の渚 Book 時の渚

著者:笹本 稜平
販売元:文藝春秋
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内容(「BOOK」データベースより)
元刑事で、今はしがない私立探偵である茜沢圭は、末期癌に冒された老人から、35年前に生き別れになった息子を捜し出すよう依頼される。茜沢は息子の消息を辿る中で、自分の家族を奪った轢き逃げ事件との関連を見出す…。「家族の絆」とは何か、を問う第18回サントリーミステリー大賞&読者賞ダブル受賞作品。

この間から”超弩級国際サスペンス!!”と帯の付けられた本を読んでいたからか、国内人情派ハードボイルドが懐かしく心地よい。そうそう、私にはこっちの方が合うなぁ。ラスト2章で予想外の展開が待ってる。「そんなアホな」と茶々を入れる気持ちは主人公の父の手紙で木っ端微塵に打ち砕かれる。ぶわっと涙が出てきます。電車なんかで読むと怪しい人になってしまうかも。

怪しいと言えば、高校生時、授業中に”風とともに去りぬ”の小説を読んでいた。夢中になって読んで・読んで没頭して、最後の最後ページをめくると

 「タラへ!!」

でいきなり終わってものすごく驚いた。あまりに驚いて固まってたら、気づいたら横に先生がいた。英文法のおじいちゃん先生だったけど、机を指で トントン と叩いただけで見逃してくれた。私すごい変な顔をしてたのかなぁ。

ともかく、とても好感度の高い本だと思う。上記の”超弩級”で2重3重スパイやら騙し合いやらばかり読んでいたから余計かな。さわやかな読後感の本。

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